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[歯の治療] セラミッククラウンを入れた後に、根本が黒くなる原因と解決方法、予防法は? 赤坂フォーラムデンタルクリニック

2018年08月9日

セラミッククラウンを装着した後に、根本が黒くなってお悩みの方が結構多いです。

黒くなるのは、いったいなぜでしょうか?
その最大の理由は、歯肉が退縮して(やせて)黒く変色した歯根が露出してしまうからです。
最近では、あまり金属を使わなくなってきているので、金属が露出するということは少なくなってきました。

では、その解決方法について述べたいと思います。
完全にきれいに治すには、セラミッククラウンを入れなおすことが、必要です。
しかし、そうもできない場合には、二つの方法があります。
一つは黒い部分を少し削って、白いレジン(プラスティック)をつめる方法です。
もう一つは、歯肉を移植したり、移動して黒い部分を隠す方法です。外科手術が必要になります。

予防法も述べたいと思います。
歯肉の退縮を防ぐためには、
1、精度の高いセラミッククラウンを入れる 
2、歯肉の厚みを保てるようなセラミッククラウンを入れる・・・BTAテクニック®やBOPTが有効
3、強く歯ブラシをしない

BTAテクニック®は、歯肉退縮を起こしにくくするだけでなく、外科手術をしないで歯肉ラインを整えることができます。

赤坂フォーラムデンタルクリニック
院長 坪田健嗣

【予防治療】歯ぎしり、食いしばりにボツリヌストキシン治療、始めました!

2017年07月8日

歯ぎしり、食いしばりは、歯にとても悪い習慣です。そうは言っても、止めることはとっても難しいのです。
それは、起きている時ならまだしも、寝ている間は無意識に行っているからです。
歯ぎしり、食いしばりの原因は、ストレスと言われていますので、特に疲れた時や大きな悩みごとがあると、更に悪化します。

では、歯ぎしり、食いしばりで起こる可能性について述べます。
1、歯がしみる
2、歯が痛い
3、顎が痛い
4、歯がぐらぐらになる
5、歯周病の悪化
6、歯並び、かみ合わせが悪くなる
7、歯が割れる
8、頭、首、肩の痛み、コリ
9、えらが張る

治療法としては、1、ナイトガード(寝るときに歯にはめるマウスピース)2、ストレスマネジメント(リラクゼーション、自己暗示など)があります。しかし、このような治療を行っても問題が起きる場合には、ボツリヌストキシンによる治療は、たいへん有効です。
この治療法を始めたきっかけは、兄の奥歯が割れて抜歯となり、兄自ら美容外科医によるボツリヌストキシンの治療を受けたことで始まりました。
そして、その結果に兄は大満足でした。私もたいへん素晴らしい方法だと思い、5月からは、患者さんと私自身にも行っています。
ボツリヌストキシン治療は、1回15~30分ほど、痛みもほとんどありません。2週間くらいで効果が出てきます。1年に2~3回行うことで、歯ぎしり、食いしばりの問題を解決します。初回は¥20,000となっています。
強い食いしばりの方には、歯が割れてしまう前に、ボツリヌストキシン治療を受けることを私はお薦めします。

院長 坪田健嗣

*真っ二つに割れてしまった歯。こうなるとほとんどの場合には、抜歯となってしまいます。
   ↓  ↓  ↓

【予防歯科】バクテリアセラピーしています

2011年06月18日

ヒトの体内には、500種500兆個の菌が住んでいて、重さにすると約2kgもあるそうです。
気持ち悪いと思うかもしれませんが、ヒトは善玉菌と呼ばれるいろいろな菌に助けられて、生きていくことができるのです。善玉菌は、ヒトに病気を起こさせる悪玉菌をやっつけてくれます。
バクテリアセラピーは、この善玉菌を摂取して増やすことで、悪玉菌を減らしていこうというものです。

口の中にも、たくさんの菌が生息しているのですが、虫歯や歯周病を起こす悪玉菌をなるべく減らすことが重要です。
当院でお奨めしているバクテリアセラピーは、乳酸菌の一種であるロイテリ菌を含んだタブレットを毎日寝る前になめてもらうことです。
寝ている間は、唾液量も少なくなり、悪玉菌も増えやすくなりますので、寝る前にこのロイテリ菌を接収することで、虫歯と歯周病予防に効果を発揮します。

歯磨きをしたり、リステリンなどによる殺菌を行うと、一時的に全体の菌数減らすことは可能ですが、時間が経つとまた増えてしまいます。
善玉菌を育てていくことで、悪玉菌が住みにくい環境を作ることが、悪玉菌を増やさない予防になるのです。
ロイテリ菌は、ビフィズス菌と同様に、腸内の環境も整え、免疫力を高めることにもつながります。

医療と福祉の先進国であるスウェーデンからきたこのバクテリアセラピーは、数々の研究データの裏づけもあり、信頼できる方法だと考えています。
http://www.biogaia.jp/reuteri/academy/

院長、坪田も毎日寝る前になめて、善玉菌を育てています。

【予防歯科】菌…

2010年10月25日

最近、ファブリーズという除菌のコマーシャルを見ていて、疑問を感じませんか?
絨毯を夜洗いとか言って、お父さんや子供たちが裸足で歩いた後を、お母さんが夜中にシュッ、シュッと霧となったファブリーズをまいているものです。

こんなことをしてどういう意味があるのでしょうか?そもそも除菌する必要性があるのでしょうか?通常は掃除機をかけていれば十分だと思います。

人の体の中には、重さにして2Kgの菌が住んでいるそうです。人体常在菌ですが、体内に500種、500兆個の菌がいて、表皮には1平方センチメートル当たり約3億個の菌が住んでいると言われています。
常在菌には大きく分けて、「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3種類があります。日和見菌というのは、普段は問題ないのですが、体調が悪かったり、免疫力が下がったりした時には、害を及ぼします。

お口の中も、「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」がたくさん住んでいます。虫歯の原因となるミュータンス菌や、歯周病の原因となるジンジバリス菌という悪玉菌がいます。
そのような悪玉菌を減らし善玉菌を増やすために、ある種の乳酸菌を含有した錠剤を食べるバクテリアセラピーという方法があります。
http://www.biogaia.jp/oral/

いかに善玉菌を増やし、悪玉菌に打ち勝つ体の免疫力をつけることが、単なる除菌よりもずっと重要だと思います。
最近アトピーや花粉症の人が多いのは、きれいにしずぎることが原因だという意見もありますから。

【予防歯科】極細毛に要注意!

2010年09月16日

最近、極細毛の歯ブラシが、流行っているようですね。ライオンのデンターシステマやジョンソン&ジョンソンのリーチなどで、極細毛の歯ブラシが有名です。
しかし、この極細毛に対し、僕も含め歯科医師の中には危険性を感じている先生もいます。

まず、毛先が細く尖っているため、歯茎を傷つけやすくなってしまいます。患者さんの中には、毛先が歯ぐきを傷つけ、歯ぐきに横線が入っている方を見かけることがあります。
通常、健康な歯茎では、歯と歯茎の境目から0~1mmmくらいの深さからは、上皮付着といって接着タンパクによってくっついています。これは、生物学的に細菌などが入らないようにするシールドです。
ですからあまり深く毛先をつっこんでしまえば、その上皮付着をはがすことになってしまうのです。
毎回歯磨きをする度に、上皮付着をはがしているとどうなるでしょうか?
生体は、細菌が入ってこないように上皮付着をさらに、深い位置に作ろうとします。ということは、歯を支えている歯槽骨が吸収し、歯茎は退縮してしまうことになるでしょう。

極細毛を使う注意点として、歯周病でポケット(歯と歯茎の隙間)が深くて炎症がある方が使うべきであり、健康な歯茎には使わない方がいいと考えています。
そして、力を入れすぎないでそっと磨くこと、あまり大きなストロークで速く毛先を動かさないことを注意した方がいいと思います。

こんなことを書くと歯ブラシメーカーから怒られそうですが、歯磨きによる害って結構多いので、皆さん気をつけましょう。

【予防歯科】デンタルフロスをしますか?それとも死にますか?

2010年08月7日

皆さん、デンタルフロスを使っていますか?
日本人は、なんと15%の人しか、デンタルフロスを使っていないそうです。
北米では60%の人が、デンタルフロスを使っているそうです。60%という数字が多いのか少ないのか、よくわかりませんが、日本に比べたら4倍の人が使っていることになります。

では、このデンタルフロスあまり使う必要がないのでしょうか?
答えは、もちろん「ノー」です。使う必要があります。
アメリカの歯周病学会では、「歯周病は、心筋梗塞などの死に直結する病気を導く」と報告しており、歯周病の人は健康な歯ぐきの人に比べて、心筋梗塞を起こす確立が3倍近く高いそうです。

アメリカ歯周病学会では、次のようなキャンペーンをやっています。
「Floss or Die?」・・・デンタルフロスをしますか?それとも死にますか?

歯周病予防には、歯ブラシだけではなく、デンタルフロスが不可欠であると考えられているのです。
1日1回でもかなり有効です。
慣れてしまえば30秒でできますので、面倒臭がらずに是非行なって下さい。

【予防歯科】歯磨きの磨き過ぎに要注意!

2010年07月17日

患者さんの中には、予防のために行っている歯磨きで、逆に歯を悪くしてしている人がたくさんいます。
歯磨きを乱暴にしたり、歯磨きペーストつけ過ぎたりして、歯を毎日磨いていると、歯の根元(歯ぐきの境目)が削れてしまいます。一度、削れた歯は、元にはもどりません。硬いエナメル質の下にある象牙質が露出してしまったら、一気に削れるスピードが速くなります。
そうなると、歯がしみたり、削れて凹んだ部分に汚れがたまったりと、問題が生じてくるのです。
また、悪い歯磨きのし方で、歯ぐきも削れて退縮してしまいます。そうなると、歯の根が露出してきて歯はどんどん長くなっていってしまします。これは、歯を支えている骨がなくなっていくわけですから、結果として歯周病と同じようなことになります。
また、歯ぐきが退縮すると、前歯をきれいにセラミック治療で直しても、歯根が露出してくるため、審美性は失われてしまいます。

【予防歯科】歯ぎしり、食いしばりを甘く見てはいけません

2007年10月1日

院長の坪田です。

あなたは、歯ぎしりや食いしばりを自覚していますか?
歯ぎしりは、寝ている時に、ギシギシとすごい音を出して、歯を擦り合わせる悪習癖ですが、いっしょに寝ている人がいれば、指摘されてわかっている方も結構いらっしゃいます。
でも、食いしばりに関しては、あまり音も出ませんので、自覚している方は少ないようです。

現代社会は、ストレス社会のため、寝ている時や、なにかに熱中している時に、そのストレスを発散させるために、このような運動をしてしまうようです。

うちに来る患者さんの中には、歯ぎしり、食いしばりが原因で、歯や顎が痛くなったり、歯周病が悪化してしまう方がたくさんいます。なかには、食いしばりが原因で、歯が真っ二つに割れてしまう方もいらっしゃいます。また、歯並びが崩れる原因にもなります。

虫歯や歯周病は、歯を失う代表的な病気ですが、歯ぎしり、食いしばりも、歯を失う大きな原因となっています。
特に、神経をとった歯の場合には、歯が割れやすくなってしまいますので、無理な力がかからないようにしなければなりません。

そのためには、ナイトガードと言ってプラスティックできたマウスピースみたいなものを、装着して眠ることが、第一の治療法(予防法)です。
ナイトガードを装着していれば、自分の歯に直接強い力がかかりません。顎の関節にも無理な力がかからず、顎関節症も防げます。

しかし、マウスピースを毎日装着するのは、イヤだという患者さんもいます。
その他の治療法としては、眠る前に、リラクゼーションを行い、自己暗示をかける方法があります。
僕は、15年くらい前から催眠療法を勉強し、現在いろいろなことに応用しています。
歯ぎしり、食いしばり用の、催眠療法を使ったイメージトレーニングCDも開発しました。
ホームページから買えるようになっています。興味がありましたら、ご参考にどうぞ。

【予防歯科】専門的に…

2007年06月29日

今日は専門的なお話をしていこうと思います。

私は歯科衛生士なので、自分が主として担当させていただく歯周病の事について
皆様に知ってほしいなぁと思うわけです。
もし今、歯周病の治療で歯科医院に通ってらっしゃる方が居るとしたら
ご自分が歯周病と診断されたので通うのと、歯周病の知識をつけて通うのでは
だいぶ感じ方も違うと思います。

得に保険治療でたくさんの患者さんが来る歯科医院などでは
説明する時間があまりとれないので歯周病について細かいところまで
きちんと説明してもらえないまま歯周病の治療が始まるなんてことも
あるのではないでしょうか??

※ではまず歯周病とはどのような状況でなるものなのか

簡単に言ってしまうと歯ブラシができていない,定期的に歯科医院でのクリーニングをしていないので歯石が付きっぱなしである,などの口腔内が不潔な状態で,歯周病菌が多く活動できるという状況から始まります。
歯周病菌の数などはひとそれぞれ違いがあるので,調べてみると自分が歯周病にになりやすいのかなりにくいのかというのがわかります。
歯周病菌数を調べるのはキットがあればすぐにできますので、気になる方は歯科医院にご相談してみるといいかもしれません。

※歯周病とはどのような病気なのか?

自分では判断しづらいのが歯周病です。
歯ぐきから血がでやすい、ぶよぶよしている、違和感がある。
そんな症状が現れている方は歯周病にかかっている可能性が非常に高いといえます。
そうでなくても、自覚症状なく歯周病にかかっている可能性があるので用心しましょう。
皆様が歯周病のイメージとしてもっているのは歯ぐきの病気だということがほとんどだと思いますが,はぐきのみに症状が現れる歯周病は初期の段階に過ぎません。
この時期を早期に発見し、クリーニングをすれば歯周病はすぐになおります。
しかし、早期に発見できず、そのような状態が続くと
次に歯周病菌が狙うのは歯をささえているあごの骨なのです。
骨は一度溶けてしまうと元に戻すのに,移植などするしかありません。
つまり、骨はもどらないのです。
歯周病が一番恐いとされているのは、歯ぐきの病気ではなく
実は骨を溶かす病気だということを覚えて置いてください。

※歯周病だと診断されたら…

歯周病は痛みのない病気なので診断をうけても信じがたい、もしくは痛みがないので大丈夫
と思ってしまいがちです。
しかし、そんなことを言っているとどんどん歯周病が進む一方です。
歯周病に関しては見つけたらすぐに治療するのをおすすめします。
早ければ早いほど簡単に,痛みもなく,すぐにきれいなはぐきに戻りますので安心してください。
しかし、ずっとほったらかしにしたままの場合,やはり長年かけてついてしまった汚れを
簡単に落とすことは不可能です。
一回に時間がかかりますし、結構長い間かよっていただくことになってしまいます。
ひどくなりすぎた歯周病の場合完治はしないので、普通半年に一度の定期健診で済むものも
多くて一ヶ月に一回来院していただくことになってしまいます。
早期発見できた方はすぐに治療に入ること。
すすんでしまっている方の場合でも少しでもはやく治療を始め、きちんと決められただけ定期健診に通えば,現状維持していけるので、よくなることはないですが,それ以上わるくなる事もないですから
今までさぼってしまっていた分だけ頑張りましょう!!

※治療後は

歯周病の治療が済み、口腔内環境がリセットされた後のことです。歯周病に一度かかってしまった歯ぐきはまた歯周病にかかりやすいので気をつけましょう!!
歯周病対策に一番有効なのは,歯科医院でのクリーニングではなく
ご自分でする歯磨きです。
毎日するものですし、毎日キチンと汚れを落としてさえいれば
歯周病になることはないでしょう。
ただ、歯ブラシでは落とせない汚れというものが絶対についてしまうものなので
定期的にそれらを取り除く。
定期健診が重要なのではなく、あくまでも私たちは皆様のお手伝いとして口内環境を半年に一度
リセットしてあげるのです。
治療が終わったときはきちんと歯の磨き方を教わりましょう。
ここで、また定期健診にくればいいやと真剣に磨き方を覚えないと
また歯周病になりますよ。

もし定期的に歯周病の検査などを受けたことのない方は
なにも問題なくても定期健診を受けることをおすすめします。
もしかしたら症状なく歯周病がすすんでしまっているかもしれないですよ。

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