2007年09月26日
院長の坪田です。
歯科治療って、本当に手間がかかりますよね。
治療時間も長いし、何回も通院しなければなりませんからね。
でも、しょうがないんです。
きちんと治そうとすればするほど、時間がかかってしまうのです。
歯の治療って大工仕事みたいなところがありますが、なにしろ、口の中で大工仕事するのは、本当にたいへんなんです。
狭い口の中に、器具を入れて、痛みや不快感を与えないように、神経を集中してやっているのですから。
当たり前ですが、口の中は、唾液だらけです。
この唾液が、困ったものなんです。
例えば、冠や詰め物を接着させようとする時に、唾液(水分)が入ったらダメなんです。また、根管治療(神経の治療)をする時も、唾液(細菌)が入ったらダメなんです。根管治療では、唾液による汚染を防ぐことが、最も気をつけなければいけないことです。
下の奥歯なんか、唾液との戦いです。
それに、患者さんによっては、口が少ししか開かなかったり、舌が大きく邪魔になったり、水が咽頭の方に入りやすく、すぐにむせたり、いろいろ難しい方がいます。
想像してみてください。
こんな環境の中で、ミクロン単位の精度で治療をしなければならないのです。
でも、うちに来て頂いている患者さんは、ほとんどの方が、「早く治療終わらせて」とは言いません。
僕が一生懸命やっているのが、伝わっているのかな~。
ご理解、ご協力に、深く感謝いたします。
2007年09月20日
院長の坪田です。
僕は、大学の図書館によく行きます。
学生の時は、ほとんど行かなかったけど、いろいろと調べたいことがあり、行くことがよくあります。
いつも図書館に行くと、「何十年も昔の学会誌を、たくさん揃えてあってすごいな~」と思います。
日本のだけでなくアメリカの学会誌もたくさん揃えてあります。なかには、ドイツ語やフランス語の本まであり、一体誰が読むのだろうと、思ってしまいます。
しかしまあ、歯のことだけで、みんな真剣に研究して、たくさんの論文を書いて、どうだこうだとディスカッションをしているのですから、本当にマニアックですよね。
こんなことを言っている自分も、かなりマニアックかもしれませんが・・・
どんな小さなことでも、突詰めていくと奥が深いんですよね。
歯科(医科)の世界は、まだまだ、わからないことだらけです。
しかし、この世界って、神様が作ったかどうかは別として、本当によくできていて、驚いてしまいますよね。
2007年09月14日
院長の坪田です。
今年、9月9日で、フォーラムデンタルクリニックは、開業20周年を迎えました。
20年間続けることができたのも、いろいろな方の支えがあったからだと思います。
歯科衛生士や歯科助手の方はもちろん、歯科技工士さん、歯科材料屋さん、歯科医の先輩、後輩、友達、親戚、家族、そして最も大事な患者さん。
それ以外にも、たくさんの方が、周りにいてくれたおかげです。
皆様には、深く感謝致しております。心よりお礼申し上げます。
これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
フォーラムデンタルクリニック院長 20年の10大ニュース
1、1990年、アメリカの審美歯科を初めて目にし、ショックを受け、審美歯科に目覚めたこと
2、審美歯科で「これが日本の名医たち2」というテレビ番組に、出たこと
3、日本歯科審美学会認定医、日本補綴歯科学会専門医、日本坑加齢医学会専門医になったこと
4、審美歯科関係を主に、4冊の本を出版したこと
5、新しい審美歯科の治療法を開発したこと…これから学会発表などで広めたいと思います
6、ホワイトニングのセミナーをたくさん開いたこと
7、500万円もかけて、レーザーホワイトニングの機械を買って、2人しか使わなかったこと
8、催眠療法を勉強し、治療にも使えるようになったこと
9、痛くない麻酔法を開発したこと…麻酔の注射針は特許申請までしました
10、有名人の方々の審美治療を行ったこと…残念ながら守秘義務で名前は公開できません