2018年08月29日
BTAテクニック®は、自分の歯だけでなくインプラントの治療でも、歯肉ラインを整えることができるので、自然できれいな仕上がりが期待できます。また、BTAテクニック®を用いることで、歯肉との適合が良くなりシーリング効果も期待できます。そのため、インプラント周囲炎という歯周病のようなことになりにくいと考えています。
インプラントは天然の歯と違い、結合組織付着というものがありません。そのためシーリング効果が弱く細菌が侵入しやすいのです。また、歯根膜がないため血流があまり良くなく、免疫力も弱いのが欠点です。
BTAテクニック®は、歯肉の厚みも厚くできるので、血流も良くなり免疫力を高めるだけでなく、歯肉退縮(歯肉が瘦せる)ことも起きにくくすることが可能です。
赤坂フォーラムデンタルクリニック院長 歯学博士 坪田健嗣
2018年08月28日
ミニマルインターベンション(minimal intervention)とは、必要最小限の侵襲を意味しています。審美歯科の治療でも、やはり歯を抜いたり、削って被せたりすることを、なるべく最小限にする考えは重要です。最小限の治療で最大限の効果を上げることは、患者さんにとって優しい治療となることでしょう。
この患者さんは、セラミッククラウンを1本だけ被せなおしました。その他は、形態修正と簡単な詰め物を行いました。
最小限の侵襲で、笑顔は大きく変わったと思います。
赤坂フォーラムデンタルクリニック院長 歯学博士 坪田健嗣
2018年08月28日
私の開発したBTAテクニック®は、色、歯並びだけでなく歯肉ラインも同時に整えることができるセラミック治療です。20年以上前に始めたテクニックですが、すぐに素晴らしい結果を出すことができます。まさにマジックのようです。
しかし、マジックとは違い本物です。なぜなら長期的に良い状態を維持することができるからです。生物学的にしっかりとしたサイエンスがベースになければ、健康な歯と歯肉を保つことはできません。
赤坂フォーラムデンタルクリニック
院長 歯学博士 坪田健嗣
2018年08月9日
当院では、被曝量が少ない最新の歯科用CTを導入しました!
この最新CTの被ばく量は、医科用のCTの被曝量と比較すると1/50だそうです。また、東京からニューヨークまで飛行機で往復すると、0.19mシーベルトの被曝があるそうですが、その約1/5の0.04mシーベルトとのことです。
この機械で通常のレントゲン写真も撮れますが、今まで使用していた機械と比べて雲泥の差で、きれいに写ります。また、今まで現像処理が必要だったのがなくなりましたので、あっという間に画像を見ることができるようになり助かっています。
歯科用CTの最も恩恵を受けるのは、インプラント治療です。骨形態、骨密度、神経、血管、上顎洞(副鼻腔)が3次元で見れますので、適切で安全な治療を行う大きな手助けとなります。
赤坂フォーラムデンタルクリニック
院長 坪田健嗣
2018年08月9日
セラミッククラウンを装着した後に、根本が黒くなってお悩みの方が結構多いです。
黒くなるのは、いったいなぜでしょうか?
その最大の理由は、歯肉が退縮して(やせて)黒く変色した歯根が露出してしまうからです。
最近では、あまり金属を使わなくなってきているので、金属が露出するということは少なくなってきました。
では、その解決方法について述べたいと思います。
完全にきれいに治すには、セラミッククラウンを入れなおすことが、必要です。
しかし、そうもできない場合には、二つの方法があります。
一つは黒い部分を少し削って、白いレジン(プラスティック)をつめる方法です。
もう一つは、歯肉を移植したり、移動して黒い部分を隠す方法です。外科手術が必要になります。
予防法も述べたいと思います。
歯肉の退縮を防ぐためには、
1、精度の高いセラミッククラウンを入れる
2、歯肉の厚みを保てるようなセラミッククラウンを入れる・・・BTAテクニック®やBOPTが有効
3、強く歯ブラシをしない
BTAテクニック®は、歯肉退縮を起こしにくくするだけでなく、外科手術をしないで歯肉ラインを整えることができます。
赤坂フォーラムデンタルクリニック
院長 坪田健嗣