2020年04月19日

2019年9月4日よりアメリカ、サンフランシスコで開催されましたADA(アメリカ歯科医師会)とFDI(世界歯科連盟)併催のワールドデンタルコングレスにて、60分の講演とポスターセッションを行ってきました。
講師に選ばれたことは、たいへん光栄であり嬉しいことです。
私の開発したBTAテクニック®の話に、多くの受講者は熱心に聞き入っていました。後から学会から送られてきたレポートでは、なんと87%の方が、もう一度講演を聞きたいということに驚き、大きな手応えを感じました。





2018年08月9日


当院では、被曝量が少ない最新の歯科用CTを導入しました!
この最新CTの被ばく量は、医科用のCTの被曝量と比較すると1/50だそうです。また、東京からニューヨークまで飛行機で往復すると、0.19mシーベルトの被曝があるそうですが、その約1/5の0.04mシーベルトとのことです。
この機械で通常のレントゲン写真も撮れますが、今まで使用していた機械と比べて雲泥の差で、きれいに写ります。また、今まで現像処理が必要だったのがなくなりましたので、あっという間に画像を見ることができるようになり助かっています。
歯科用CTの最も恩恵を受けるのは、インプラント治療です。骨形態、骨密度、神経、血管、上顎洞(副鼻腔)が3次元で見れますので、適切で安全な治療を行う大きな手助けとなります。
赤坂フォーラムデンタルクリニック
院長 坪田健嗣
2018年08月9日
セラミッククラウンを装着した後に、根本が黒くなってお悩みの方が結構多いです。
黒くなるのは、いったいなぜでしょうか?
その最大の理由は、歯肉が退縮して(やせて)黒く変色した歯根が露出してしまうからです。
最近では、あまり金属を使わなくなってきているので、金属が露出するということは少なくなってきました。
では、その解決方法について述べたいと思います。
完全にきれいに治すには、セラミッククラウンを入れなおすことが、必要です。
しかし、そうもできない場合には、二つの方法があります。
一つは黒い部分を少し削って、白いレジン(プラスティック)をつめる方法です。
もう一つは、歯肉を移植したり、移動して黒い部分を隠す方法です。外科手術が必要になります。
予防法も述べたいと思います。
歯肉の退縮を防ぐためには、
1、精度の高いセラミッククラウンを入れる
2、歯肉の厚みを保てるようなセラミッククラウンを入れる・・・BTAテクニック®やBOPTが有効
3、強く歯ブラシをしない
BTAテクニック®は、歯肉退縮を起こしにくくするだけでなく、外科手術をしないで歯肉ラインを整えることができます。
赤坂フォーラムデンタルクリニック
院長 坪田健嗣