【催眠療法】手術前にはイメージリラクゼーション
2008年05月16日
誰でも歯を抜いたり、歯茎の手術をしたり、インプラントの手術を受けたりする時には、多少は緊張すると思います。僕は、そのような時に、数年前より、イメージリラクゼーションということを、行っています。
緊張した状態で、手術を行うことは、次のような様々な問題があります。
1、患者さんが、とにかく精神的に大きな負担となる。
2、麻酔が効きにくい
3、ショックの危険性が高くなる
4、医師も手術がしにくいし、精神的に疲れる
イメージリラクゼーションとは、イメージを使って患者さんをリラックスさせる手法です。個人差がありますが、かなりの効果が得られます。所要時間は、10~15分です。
ほとんどの患者さんは、緊張がほぐれ、ゆったりとした気持ちで手術を受けることができるようになります。
静脈沈静法といって、薬剤を静脈より注入して、リラックスさせる方法がありますが、麻酔医のような専門的な知識と技術が必要ですし、薬の副作用もあります。手術後も、ぼうっとしているために、30分くらいは、安静にしている必要があります。