医院ブログ|赤坂フォーラムデンタルクリニック

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【歯科研究】第4回BTAテクニックのセミナー開催

2014年10月6日

昨日、第4回BTAテクニックのセミナーが開催されました。
BTAテクニックは、私が20年以上前に考案した審美歯科の治療法です。
セラミック治療と同時に、歯肉ラインを整えるテクニックですが、仕上がりが審美的にレベルアップするだけでなく、長期的に歯肉退縮やブラックマージン、歯肉の炎症を防ぐことができる画期的な治療法です。
従来の補綴学、歯周病学を根本から変える方法ですので、初めて知った歯科医は、強いインパクトを受けます。頭の固い先生、疑い深い先生には、理解してもらえません。
賛同して頂ける歯科医師だけでもこのテクニックを行って頂き、その素晴らしい結果を体験し、自然と広まっていけばと思います。
医学の世界では「今日の常識は、明日の非常識」となることは良くあります。
この世の中は、本当に面白くて、飽きない世界です。
誰でも、なにかを発見したり発明したりするチャンスは、そこら中にころがっているように思います。
どうぞ、既成概念というバリアをはずして、よく見てください。

【歯科研究】コペルニクス的転回のBTAテクニック

2014年03月17日

昨日、第2回の審美歯科BTAテクニックのセミナーが、開催されました。

参加者の先生の中には、かなりインパクトを受けたらしく、まさにBTAテクニックはコペルニクス的転回だと、興奮して話をされていた方がいました。
コペルニクス的転回とは、発想法を根本的に変えることによって、物事の新しい局面が切り開かれることをいうと、辞書に書いてあります。
昔は、地球の周りを太陽など星が回っているものと考えられていました。それをガリレオやコペルニクスが、地球のほうが太陽の周りを回っているのだと、述べたのです。

非常に専門的な話になりますが、歯周病学の立場からですと、歯ブラシの毛先を歯肉溝につっこんで磨くということが推奨され、最近は毛先の極細の歯ブラシが出回っています。
僕は、この考え方には「う~ん!」という意見です。
歯周病が起こっている歯肉には、いいのですが、健康な歯肉にこの方法を行っていると、歯肉退縮を起こしやすくなると思います。

BTAテクニックでは、歯肉溝をなるべく失くすようにクラウン(冠)を作ります。そうすることで、根本的に細菌の住家となる部分を減らし、歯肉を健康に保つことができるのです。これは、BTAコンセプトと言って歯肉がクラウンマージン(冠の淵)に適合(Adaptation)させることで、隙間をなくすということです。
また、BTAテクニックを行うと辺縁歯肉とクラウンが、平坦になりとてもブラッシングがしやすくなります。その上、歯肉が厚く保たれるので再生能力に優れ、歯肉退縮もしにくくなります。

blog140317

【歯科研究】BTAテクニックの講演

2013年06月21日

ご無沙汰しています。
久々のブログで失礼します。
先日のアンチエイジング歯科学会学術大会で、BTAテクニックの講演を行いました。
たくさんの質問を受けるとともに、講演にたいへん感動して下さった先生もいて、とても嬉しく思いました。
タイトルは「生物学的審美補綴法BTAテクニックで歯肉退縮を防ぐ」です。
BTAテクニックは、そもそも歯肉ラインを整えるために開発したテクニックですが、歯肉退縮を防ぐ目的としてもたいへん有効です。
セラミッククラウンを被せた歯が、長期に渡り、歯肉退縮を起こさないことは、審美的にもちろん大事なことですが、虫歯や歯周病を防ぐことにもつながります。

【歯科研究】歯肉ラインを整えるBTAテクニック

2010年12月1日

歯肉ラインを整える(上の歯の場合上に上げる)場合には、歯肉整形又は矯正治療が必要です。
外からは見えませんが、歯を支えている歯肉の下には骨があります。歯肉ラインからその骨までの距離が3mm以下の場合には、歯肉整形を行う際に歯肉のあと戻りを防ぐために骨まで削る必要があります。
ちょっと大掛かりな手術となってしまいますので、患者さんの心理的、肉体的な負担は少なくはありません。
矯正治療も時間がかかりますし、いろいろな問題点もあります。

そこで、十数年前にBTAテクニックというセラミック治療を併用した歯肉ラインを整える方法を開発しました。今までに長期的にも多数の成功症例が積み重なり、自ら文献的な考察を行い、病理学者による分子生物学的な見地からの成功理由に関しての考察をして頂き、確かなものになってきています。

今までの歯科の常識をくつがえす治療法であるため、なかなか歯科界の中で受け入れられるものではないようですが、少しづつ論文や講演を行い広めていきたいと考えています。

http://forum-dental.com/html/bta

【歯科研究】新製品には要注意!

2010年11月4日

何でも新しいものは、いいような気がしますが、100%そうとも限りません。
最近の暖房器具は、エアコンや電気ファンヒーターが多くなりました。昔は灯油ストーブやガスストーブが多かったのですが、最近はあまり見かけなくなりました。
でも、灯油ストーブやガスストーブは、使っていても空気が乾燥しないそうです。だから、昔は加湿器がいらなかったのかもしれません。僕が子供の頃には、灯油ストーブの上にヤカンがのっていて、そのヤカンからは湯気が出ていて、なんかいい感じでした。、
最近の加湿器は蒸気が見えないものも多く、加湿されている感じがしないのに、いつの間にか水がなくなっていて、どうもだまされたような気がしてあまり好きではありません。

歯科材料も新しいものが、どんどん出てくるのですが、意外とダメなものも多いのです。メーカーを信じるととんでもないことになる場合もあります。
僕の経験でも、10年以上前ですが、象牙質とくっつくという新しい歯科接着材料が発売されて、使いました。しかし、1~2年ではずれてしまいがっかりしたことがあります。

昨日、インプラントの講習会に行ってきました。講師の小宮山彌太郎先生は、インプラントをスウェーデンで勉強し日本に取り入れた先生です。1992年に、僕はこの先生のインプラントのコースを受講しました。小宮山先生は、最近のインプラントのあり方に警鐘を鳴らしています。

*科学よりも価格優先となっていること
*骨との結合を速くさせようとしてインプラント表面を粗面構造としたことで、歯肉が退縮した際に粗面が露出し、歯垢が付着しやすくなってしまうこと、また負担過重などにより骨との結合が失われる際に、インプラント表面からではなく、インプラントにやや骨が残った状態で、結合が失われるために、骨の吸収が大きくなり、歯垢が付着しやすく、除去しにくくなること。メーカーは、骨が薄くても、大丈夫と言っているが、長期的には問題があるとのこと。
*最近では審美性のために、インターナルコネクションが増えているが、そのために交通事故などで無理な力がかかった際に、ネジから壊れず、インプラントごと骨折し顎骨に大きな損傷を受けてしまうこと。

ちょっと難しい話ですが、歯科医師はメーカーの薦めること、歯科界の流行を、鵜呑みにせず十分に自分で考えて製品を選び、使いこなすことが重要だというお話でした。
まさに、その通りだと思います。

【歯科研究】デンタルショー

2010年10月18日

先日、デンタルショーがパシフィコ横浜で開かれ、行ってきました。
展示会場は、とても広く、活気がありました。
歯科の大きな講演会も一緒だったので、全国から歯科関係者が数万人単位で、来ているようでした。

展示の中で興味があったのは、CAD-CAMです。すでに僕も取り入れている、3MのLAVAシステムですが、今まではクラウンのフレームをCAD-CAMで作っていましたが、今度は歯の形そのものも、作れるようになったのです。しかも、口の中にスキャナーを直接入れて、歯の支台(削った歯)の形を読み取り、更にその周りの歯や、かみ合わせの歯の形も読み取ります。
咬み合わせの記録も、スキャナーで読み取ることができます。

http://solutions.3m.com/wps/portal/3M/en_US/3M-ESPE/dental-professionals/products/category/cad-cam/lava-cos-digital-impression-system/

その他に興味があったのはアンダーアーマーというスポーツグッズの会社の、マウスガードです。アンダーアーマーは、アメリカの会社ですが、日本でもスポーツウェアやシューズを売っています。僕も、通っているスポーツジムのルネサンスでアンダーアーマーの上下のスポーツウェアを買って使っています。
そのマウスガードを、歯科医院で販売するようにするそうです。患者さんの価格は6万円くらいだそうです。 http://www.underarmour.co.jp/
そんな高い価格では売れないのではと思ったのですが、ブランド名で結構アメリカでは売れているとのことでした。

久しぶりに、同級生に会場で会いました。同級生4人で、パンパシフィックホテルのバーに行き、お酒を飲みました。その後、僕の地元の東京ミッドタウンにあるお気に入りのユニオンスクウェア東京で、食事をし近くのバーでまた2時過ぎまで飲んでいました。
仲の良かった同級生と久しぶりに会って話をしていると、時を忘れてしまいますね。

【歯科研究】アンチエイジング認定研修会

2010年09月22日

少し前になりますが、アンチエイジング歯科学会の認定研修会に行ってきました。
僕は認定委員をやっているので、研修会には毎回出席して講義を聞いていますが、いつもたいへん為になる内容です。
アンチエイジングという分野は本当に範囲が広くて、玉石混交という感じがしますが、その中で正しいものだけを取り入れることはたいへん難しいことかもしれません。

講師の一人である矢澤一良先生は、サプリメントについては、1、エビデンス2、セイフティー3、メカニズム がしっかりとできたものを選択すべきと述べていました。
先生は、最近松田聖子さんのコマーシャルでアスタリフトという化粧品で有名になりましたが、その成分であるアスタキサンチンの研究をしております。
鮭の身が赤いのは、アスタキサンチンの色で、そのために鮭は川を逆かのぼることができる力があるそうで、強い抗酸化作用と脂質代謝に関係した効果によりアンチエイジング効果があるということです。
毎日6mgのサプリメントをとることをお奨めしていました。

DHAは、神経系の発達、記憶機能の向上、坑アレルギー作用があるとのことです。DHAは毎日500mg摂取するといいそうで、秋刀魚には1匹で1000mgのDHAが含まれているそうです。
秋刀魚が美味しい季節ですので、なるべく僕も秋刀魚を食べようと思っています。

なお、百歳を超えた方は、次のような特徴があるそうです。

1、バランスの良い老化
2、ポジティブシンキング
3、ひどい糖尿病がない
4、脳に大きな病気がない
5、歯と足腰が丈夫…入れ歯でも良く噛めればよい

【歯科研究】17年経過後のBTAテクニックによるセラミック治療

2010年08月25日

先日、17年前にラミネートベニアを前歯6本に貼り付けた患者さんが、5年ぶりくらいで来院しました。
2番目の前歯のラミネートベニアが、はずれていました。
ご本人は、酔っ払って小豆バーというアイスを思い切り噛んでしまったそうです。その時には、ミシッと音がしたそうです。
ラミネートベニアは、もともと引っ込んでいた歯を前に出していたので、厚みがあり丈夫だったので割れたりヒビもなくそのまま、再度貼り付けました。
このラミネートは、すでにブログで書きましたBTAテクニックを行なっていたので、はずれた歯や歯肉がどうなっているのか、たいへん興味深く観察しました。歯も、歯肉もまったく問題なくBTAテクニックは素晴らしいと、自分で考えた治療法を自我自讃していました。
セラミックを入れた歯の歯肉は、長い時間が経つと通常退縮するのですが、まったく退縮は見られませんでした。他の部分で通常のセラミックの治療をした部分の歯肉は、1mmほど退縮が見られました。
今後とも、BTAテクニックの研究と臨床を重ねていきたいと思います。

明後日から岩手県の安比というところで、日本歯科審美学会が開かれますので、参加してきます。
東京からだと4時間ちかくかかってしまいますが、行ったこともないところなので、楽しみでもあります。
今回は、なんと朝7時から始まるそうなので、寝坊しないように頑張らなければと思います。アメリカの審美歯科学会も朝8時からで、いつも起きてすぐに会場に行ってましたが、今回は、それ以上に朝早いのでびっくりです。
朝早いので、終わるのも早く、午後は自由に時間を過ごすことができます。といっても、ゴルフもしない僕にとっては、何をしたらいいのだろうと思います・・・
きれいな景色を見て、いい空気を吸ってくるだけでも、いいか~

【歯科研究】自分の論文(BTAテクニック)日本歯科評論に掲載される

2010年07月31日

僕が開発し、10年以上前から研究し経過観察をしてきた治療法(BTAテクニック)が、日本歯科評論という歯科医師向けの月刊誌の6月号と8月号に掲載されました。どんな治療法かというと、セラミッククラウンやラミネートベニアの治療を行う際に、同時に歯肉のラインを整える治療法です。
歯肉のラインは、きれいな歯並びに見えるためには、とっても重要です。上の歯の先をつなげたラインは、下唇のラインに平行に弧を描いた状態が、きれいなスマイルラインとなります。しかし、それだけでは、完全ではありません。歯肉のラインが左右対称であり、またそれぞれの歯によって適切な歯肉のラインを描く必要があります。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、この歯肉のラインを整えることによって、格段に審美性が増して、きれいな歯並びに見えてくるのです。
通常、歯肉のラインを整えるために、大掛かりな歯肉の手術をしたり、矯正治療をする必要があります。しかし、BTAテクニックは、セラミッククラウンやラミネートベニアに特殊な形態を作って、歯肉ラインを整えるのです。
興味ある方は、ホームページに出てますので、こちらをご覧下さい。
http://forum-dental.com/bta

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