【歯科研究】17年経過後のBTAテクニックによるセラミック治療
2010年08月25日
先日、17年前にラミネートベニアを前歯6本に貼り付けた患者さんが、5年ぶりくらいで来院しました。
2番目の前歯のラミネートベニアが、はずれていました。
ご本人は、酔っ払って小豆バーというアイスを思い切り噛んでしまったそうです。その時には、ミシッと音がしたそうです。
ラミネートベニアは、もともと引っ込んでいた歯を前に出していたので、厚みがあり丈夫だったので割れたりヒビもなくそのまま、再度貼り付けました。
このラミネートは、すでにブログで書きましたBTAテクニックを行なっていたので、はずれた歯や歯肉がどうなっているのか、たいへん興味深く観察しました。歯も、歯肉もまったく問題なくBTAテクニックは素晴らしいと、自分で考えた治療法を自我自讃していました。
セラミックを入れた歯の歯肉は、長い時間が経つと通常退縮するのですが、まったく退縮は見られませんでした。他の部分で通常のセラミックの治療をした部分の歯肉は、1mmほど退縮が見られました。
今後とも、BTAテクニックの研究と臨床を重ねていきたいと思います。
明後日から岩手県の安比というところで、日本歯科審美学会が開かれますので、参加してきます。
東京からだと4時間ちかくかかってしまいますが、行ったこともないところなので、楽しみでもあります。
今回は、なんと朝7時から始まるそうなので、寝坊しないように頑張らなければと思います。アメリカの審美歯科学会も朝8時からで、いつも起きてすぐに会場に行ってましたが、今回は、それ以上に朝早いのでびっくりです。
朝早いので、終わるのも早く、午後は自由に時間を過ごすことができます。といっても、ゴルフもしない僕にとっては、何をしたらいいのだろうと思います・・・
きれいな景色を見て、いい空気を吸ってくるだけでも、いいか~