【歯科研究】歯肉ラインを整えるBTAテクニック
2010年12月1日
歯肉ラインを整える(上の歯の場合上に上げる)場合には、歯肉整形又は矯正治療が必要です。
外からは見えませんが、歯を支えている歯肉の下には骨があります。歯肉ラインからその骨までの距離が3mm以下の場合には、歯肉整形を行う際に歯肉のあと戻りを防ぐために骨まで削る必要があります。
ちょっと大掛かりな手術となってしまいますので、患者さんの心理的、肉体的な負担は少なくはありません。
矯正治療も時間がかかりますし、いろいろな問題点もあります。
そこで、十数年前にBTAテクニックというセラミック治療を併用した歯肉ラインを整える方法を開発しました。今までに長期的にも多数の成功症例が積み重なり、自ら文献的な考察を行い、病理学者による分子生物学的な見地からの成功理由に関しての考察をして頂き、確かなものになってきています。
今までの歯科の常識をくつがえす治療法であるため、なかなか歯科界の中で受け入れられるものではないようですが、少しづつ論文や講演を行い広めていきたいと考えています。
http://forum-dental.com/html/bta