【歯科研究】アンチエイジング認定研修会
2010年09月22日
少し前になりますが、アンチエイジング歯科学会の認定研修会に行ってきました。
僕は認定委員をやっているので、研修会には毎回出席して講義を聞いていますが、いつもたいへん為になる内容です。
アンチエイジングという分野は本当に範囲が広くて、玉石混交という感じがしますが、その中で正しいものだけを取り入れることはたいへん難しいことかもしれません。
講師の一人である矢澤一良先生は、サプリメントについては、1、エビデンス2、セイフティー3、メカニズム がしっかりとできたものを選択すべきと述べていました。
先生は、最近松田聖子さんのコマーシャルでアスタリフトという化粧品で有名になりましたが、その成分であるアスタキサンチンの研究をしております。
鮭の身が赤いのは、アスタキサンチンの色で、そのために鮭は川を逆かのぼることができる力があるそうで、強い抗酸化作用と脂質代謝に関係した効果によりアンチエイジング効果があるということです。
毎日6mgのサプリメントをとることをお奨めしていました。
DHAは、神経系の発達、記憶機能の向上、坑アレルギー作用があるとのことです。DHAは毎日500mg摂取するといいそうで、秋刀魚には1匹で1000mgのDHAが含まれているそうです。
秋刀魚が美味しい季節ですので、なるべく僕も秋刀魚を食べようと思っています。
なお、百歳を超えた方は、次のような特徴があるそうです。
1、バランスの良い老化
2、ポジティブシンキング
3、ひどい糖尿病がない
4、脳に大きな病気がない
5、歯と足腰が丈夫…入れ歯でも良く噛めればよい