【歯の治療】歯ぐきの黒ずみ治療2
2015年03月23日
歯ぐきの黒ずみの原因として、「2. 歯肉退縮による差し歯(クラウン)の金属や変色歯根の露出」があります。
せっかくきれいな差し歯が(クラウン)入っていても、付け根の部分が黒く見えると、審美性は大きく損なわれてしまいます。
付け根の部分が黒く見えるのは、なぜでしょうか?
一つは、金属を使用したセラミッククラウンの金属部分が露出している場合です。
いろいろな審美歯科のホームページを見ていると、この金属が良くないのでオールセラミッククラウンが素晴らしいと強調しているのをよく見かけます。
しかし、金属を使用したセラミッククラウンであっても、金属が見えないようすることはできます。
もちろん何十年も経って、歯肉が退縮し見えてくる可能性はありますが、それでも歯科医師が知識と技術を持っていれば退縮しにくいようにすることも可能です。
オールセラミッククラウンのいいところは、やはり透明感のある自然な仕上がりだと思います。
たとえオールセラミッククラウンを入れたとしても、うまく治療ができなければ、変色歯根が露出し、審美性は損なわれてしまいますので、やはり知識と技術のある歯科医に治療してもらう必要があります。
赤坂フォーラムデンタルクリニック
院長 坪田健嗣