【催眠療法】日本催眠学会に参加しました
2010年10月12日
10月9日、日本催眠学会に参加してきました。
日本催眠学会は、催眠を科学的(医学的、心理学的、生理学的)に研究し、解明することを目的としています。
参加者は70名くらいでした。医学部の医師から、歯科医、看護師、臨床心理士、学校の先生など、いろいろな職種の方が、いらしていました。
脳性麻痺の児童からパーキンソン症のお年寄りまで、教育動作という手法で治療を行っている菱沼先生の講演がありました。
体の中に、基点を作り、緊張をとりスムースに動くようにしていくことで、動かなかった手足が動いたり、歩けない人が歩けるようになったりと、興味深い講演でした。
しかし、理解できないことも多く、講演中も、終了後の懇親会でも質問をしていたところ、実際にやってみましょうということになり、自分もやって頂きました。
やって頂くと、先生は「うーん、すごいストレスがありますね」と言いながら、僕の肩や頭を動かし始めました。
もともと、特に動かない部分があるわけではなかったので、よくわかりませんでしたが、なんとなく首周りのこりがなくなったような気がしました。
これは、気のせいだったのかもしれません。
でも、「気のせい」というのは、科学が進歩すれば、そのメカニズムがわかるようになるかもしれません。
「気」という言葉は、本当によく使われています。
「病は気から」といいますが、それがそのまま「病気」ですね。
「元気」という言葉もありますが、「元は気です」と考えると、健康は「気」から始まるということなのかもしれません。
しかし、この世は不思議なことだらけ、だから生きているのが楽しく感じるのかもしれません!