医院ブログ|赤坂フォーラムデンタルクリニック

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【催眠療法】手術前にはイメージリラクゼーション

2008年05月16日

誰でも歯を抜いたり、歯茎の手術をしたり、インプラントの手術を受けたりする時には、多少は緊張すると思います。僕は、そのような時に、数年前より、イメージリラクゼーションということを、行っています。

緊張した状態で、手術を行うことは、次のような様々な問題があります。
1、患者さんが、とにかく精神的に大きな負担となる。
2、麻酔が効きにくい
3、ショックの危険性が高くなる
4、医師も手術がしにくいし、精神的に疲れる

イメージリラクゼーションとは、イメージを使って患者さんをリラックスさせる手法です。個人差がありますが、かなりの効果が得られます。所要時間は、10~15分です。
ほとんどの患者さんは、緊張がほぐれ、ゆったりとした気持ちで手術を受けることができるようになります。

静脈沈静法といって、薬剤を静脈より注入して、リラックスさせる方法がありますが、麻酔医のような専門的な知識と技術が必要ですし、薬の副作用もあります。手術後も、ぼうっとしているために、30分くらいは、安静にしている必要があります。

【歯の治療】ラバーダムを知っていますか?

2008年01月25日

ラバーダムを知ってますか?

ラバーダムは、根管治療(神経の管の治療)などの時に、治療する歯をゴムのシートで隔離し、唾液による汚染を防ぐものです。
上の前歯のような部分なら、唾液の汚染も少なくて済みますが、下の奥歯の場合には、唾液の汚染が簡単におきてしまいます。また、直接、唾液が根管の中に入るだけでなく、治療中に、歯科医の指が、唾液に触れることでも汚染がおきます。
根管治療を成功に導くためには、根管を無菌状態にする必要がありますので、たくさんの菌が生息している唾液が、根管(神経の管)に入ってしまっては、当然ながら、成功率が下がってしまいます。
しかし、実際には、ラバーダムを行うことが、たいへん手間となるため、行なっていない歯科医師がほとんどではないかと思います。
スムーズに、ラバーダムができたとしても、3分ほど時間がかかります。歯の形が悪くて、うまくラバーダムができない場合には、歯の形をセメントや仮歯を使って変える必要があります。そうなると、ラバーダムだけで、20分ほどかかってしまうこともあります。
根管治療の保険点数(保険治療の治療費)は、ただでさえ、信じられないくらい低いのですから、ラバーダムを行うのは、こだわりを持っている歯科医だけとなっているのは、残念ながらしかたのないことかもしれません。

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【審美歯科】審美は、患者満足度、No1!

2008年01月25日

 歯科治療や歯科医院に対して、悪いイメージを持っている方が、非常に多いのではないでしょうか?治療中の不快感や、何回も通わなければならないことを考えると、それだけで足が遠のいてしまうのかもしれません。
 しかし、審美歯科での治療では、嬉しいこと、楽しいことがたくさん待っています。歯科医院に通うたびに、歯がきれいになっていくのですから、特に女性にとっては、通うことが楽しく感じることでしょう。
 最近では、成人の矯正治療がとても増えてきましたが、大人の方が子供よりも喜んで治療に通っています。やはり、成人の女性は、美しくなっていく姿を鏡で見るのが楽しみなようです。少しづつ歯が動いて歯並びが整っていく様子を見て、だんだんに自分の理想とする美しい口元に近づいていく過程を楽しんでいるようです。
 治療が終わって、患者さんに治療前後の歯の模型や写真をお見せすると、その変わりように驚き、長い期間がかかっても治療して良かった、とお話頂いています。
 また、ラミネートベニアやセラミッククラウンの治療の場合には、数回で、きれいな歯に変身することができます。一回の治療時間は、1~3時間くらい必要ですが、患者さんはあまり苦にならないそうです。やはり、きれいになる治療であるため、多少の我慢はすんなり受け入れて頂き、毎回通うことが楽しみなようです。
 私のクリニックでは、治療の後にアンケートをとっていますが、治療後の結果に対し、ほぼ100%の方が満足したとお答えを頂いています。
 なぜ、このように高い満足感を与えることができるのかというと、やはり審美歯科を専門として、ゴールを患者さんの理想とする歯の色や歯並びを初めから目標設定しているからと言えるでしょう。
 美というものは、実在する物ではなく、それぞれの人が感じるものですので、新庄選手のように、人工的で真っ白な歯を好む人もいれば、年相応の自然な色の歯を好む方もいます。それぞれの理想とする歯を作ってあげることが、審美歯科専門医の使命なのです。

【インプラント】歯の移植

2007年10月23日

院長の坪田です。

先日、10年ぶりくらいに、ある患者さんがやってきました。
その方は、15年前に、下の奥歯に、歯を移植した方でした。
歯の移植というのは、歯がなくなってしまったところに、必要のない自分の歯(通常は親知らず)を抜いて、植える治療です。
見てみると、歯はぐらぐらになっていました。
力のかかる一番奥の歯だったので、かなり負担がかかっていたものと思います。
他の歯も放っておいたので、歯周病になっていました。
今回は、親知らずのように必要のない歯はないので、抜いてインプラント治療を行う予定です。

最近では、インプラントが主流となってきて、歯の移植は、あまり行われなくなってきましたが、僕は捨てたもんじゃないと思っています。
インプラントには、天然の歯では存在する歯根膜というものがありません。

移植した歯は、自分の歯ですから、次のように、インプラントと違うメリットがある。

1、歯根膜(歯の周りの繊維組織)があり、その中に圧力センサーがあり、咬みごこちが自然。
2、歯根膜は、クッションの役目を備え、咬みあう相手の歯に負担がかからない。
3、インプラントは、残っている自分の歯とつなげて、ブリッジにしてはいけないと言われているが、移植した歯では問題ない。
4、インプラントでは、感染を放っておいて除去すると、大きな骨のダメージが起きてしまうが、移植歯では稀である。
5、インプラントと比較して治療期間が短く、治療費が安い。

もちろん、インプラントのメリットもたくさんありますので、患者さんと歯科医師が相談して、治療法を決めることが大事です。

【日常の出来事】新しい仲間☆

2007年10月19日

こんにちは。

歯科衛生士の村澤です。

私からの投稿はかなり期間があいてしまいました。

クリニックの小さな出来事や珍事件。

なかなか気づくのが難しくて(^^;)

久々にNEWSです!!

新しい仲間ができたんです。

それは…

熱帯魚の赤ちゃん6匹♪

当クリニックでは、患者様の恐怖心などを少しでも和らげるように

診療台の目の前に熱帯魚を飼っています。

現在は二種類の熱帯魚がいて。

その他に水槽のお掃除係のなまず君がいます。

この赤ちゃんはまだ小さすぎてどっちの種類の熱帯魚かはわからないのですが

水槽内の隔離容器の中で元気良く泳ぎ回っています!!

以前一匹の熱帯魚のおなかが大きくなっていたので

水槽内の隔離容器に移して卵が生まれるのを

まだかまだかと待ち望んでいたのですが

結局おなかが大きいままその熱帯魚が死んでしまったので

赤ちゃんを見ることができなかったんです。

それが、気づかないうちにまた卵をもっていたらしく

気づいたときには小さな赤ちゃん熱帯魚が6匹もいたのだから驚きです!!

目で確認するのも難しいくらい小さいので今まで全く気づかなかったのですが

スタッフの一人が発見。

無事隔離することができました。

なまず君に食べられてしまったり、掃除のときに流してしまったり

する前だったので本当によかったです。

色も地味なのでまだ熱帯魚とは言える感じじゃないですが

これから大きくなってくると柄なども出てきてきれいになる事でしょう。

日々成長を楽しみにしている今日この頃です。

【歯の治療】真っ二つに割れた歯を治す技術

2007年10月18日

硬いものを噛んだり、強く食いしばって、歯が真っ二つに割れてしまうことがあります。
普通、歯の根まで、真っ二つに割れてしまったら、抜歯する歯科医師がほとんどだと思います。

でも、僕はその真っ二つに割れた歯を、一度抜いてから接着剤でくっつけて、また歯ぐきの中にもどす治療法を行っています。

今日も、その治療法を行った患者さんが 来ました。2ヶ月前の旅行中に、上の一番奥の歯が痛くなったそうで、見てみると、真っ二つに歯が割れていました。
1ヶ月前に、抜いて接着剤でくっつけて、歯ぐきにもどしました。今日は、どうなっているか心配でしたが、もうすっかり、歯の根はしっかりとくっついていました。
たが、割れた歯は、接着剤で強くくっついていました。

「そんな方法で持つわけないでしょ」というのが、普通の考えだと思いますが、意外とこれが持つものなんです。
実は、僕も上の一番奥の歯が、真っ二つに割れてしまったことがあるのです。ワインを飲みながらイタリア料理を食べいた時です。グリッシーニというスティック状の硬いパンを、強く噛んだとたん、バキッという音がしました。
その歯は、治療途中で弱くなっていたことを、ワインで酔っぱらっていたせいか、すっかり忘れていたのです。

「やってしまった!」とすぐに思いました。

僕の頭の中に、ある歯科医の先生が、浮かんでいました。
その先生は、この治療法の開発者であり、前に歯科雑誌で読んだことがあったのです。
次の日に、電話してすぐに、アポイントをとり、2回目の治療の時に、治してもらいました。
先生が、僕の割れた自分の歯を抜いて、接着剤でくっつけるところを、ずっと見させてもらいました。・・・すごい勉強になりました。

あれから、6年。
僕も、この治療法で、真っ二つに割れた歯を治してきました。
すべて、いまのところ成功です。
インプラントもいいけど、上の奥歯だったら、この方法がお勧めです。

こんなことがあったら、どうぞ僕のところに来てください。

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【歯の治療】ラミネートベニアはすごい

2007年10月13日

院長の坪田です。

ラミネートベニアについて知っている方は、まだまだ少ないと思いますが、ラミネートベニアは、簡単に言うと、歯の付け爪のようなものです。

もともとは、ハリウッドの映画スターたちが、撮影の時にだけ、歯の形を整えるために歯の表面に、付け爪のように付け歯をしていたそうです。
そして、1980年代に、セラミックや接着材の開発で、自然で美しく、丈夫で長持ちするラミネートベニアが完成したのです。

僕が一番最初に、ラミネートベニアの治療をしたのは、17年前でした。
虫歯で変色した歯の色をきれいにするために、行いました。
患者さんは、自然に美しく変わった歯を見て、とても喜んでくれました。
今の自分の目から見たら、きっと満足できるレベルではなかったと思いますが、自然な色合いが出せる技術に驚いたのを覚えています。

ラミネートベニアは、審美歯科において、最も画期的な技術だと思います。
短期間で、歯並び、歯の形、歯の色を治すことができます。
今までに、3000本以上のラミネートベニアの治療を行ってきましたが、治療経過は、とても良好です。

ラミネートベニアの利点には次のようなことがあります。
1、金属を使わないことで、自然で透明感のある色合いが出せる
2、薄いセラミックのため、自分の歯の色に調和させることができる
3、歯を0.5mmほどしか削らないのでエナメル質が残り、歯にダメージが少なく、虫歯になりにくい
4、時間が経っても、歯ぐきの部分が黒く、暗くならない
5、歯並びを治したい時には、矯正治療に比べて、ずっと治療期間が短くできる
6、ホワイトニングの効果が期待できない、重度の変色歯に対しても、確実に白くすることができる
7、費用がクラウンや矯正治療に比べて安い

ラミネートベニアは、もっと、多くの方に知ってほしい、すごい治療法です!

*この写真の症例は、7年経っていますが、とてもきれいな状態を保っています。

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【予防歯科】歯ぎしり、食いしばりを甘く見てはいけません

2007年10月1日

院長の坪田です。

あなたは、歯ぎしりや食いしばりを自覚していますか?
歯ぎしりは、寝ている時に、ギシギシとすごい音を出して、歯を擦り合わせる悪習癖ですが、いっしょに寝ている人がいれば、指摘されてわかっている方も結構いらっしゃいます。
でも、食いしばりに関しては、あまり音も出ませんので、自覚している方は少ないようです。

現代社会は、ストレス社会のため、寝ている時や、なにかに熱中している時に、そのストレスを発散させるために、このような運動をしてしまうようです。

うちに来る患者さんの中には、歯ぎしり、食いしばりが原因で、歯や顎が痛くなったり、歯周病が悪化してしまう方がたくさんいます。なかには、食いしばりが原因で、歯が真っ二つに割れてしまう方もいらっしゃいます。また、歯並びが崩れる原因にもなります。

虫歯や歯周病は、歯を失う代表的な病気ですが、歯ぎしり、食いしばりも、歯を失う大きな原因となっています。
特に、神経をとった歯の場合には、歯が割れやすくなってしまいますので、無理な力がかからないようにしなければなりません。

そのためには、ナイトガードと言ってプラスティックできたマウスピースみたいなものを、装着して眠ることが、第一の治療法(予防法)です。
ナイトガードを装着していれば、自分の歯に直接強い力がかかりません。顎の関節にも無理な力がかからず、顎関節症も防げます。

しかし、マウスピースを毎日装着するのは、イヤだという患者さんもいます。
その他の治療法としては、眠る前に、リラクゼーションを行い、自己暗示をかける方法があります。
僕は、15年くらい前から催眠療法を勉強し、現在いろいろなことに応用しています。
歯ぎしり、食いしばり用の、催眠療法を使ったイメージトレーニングCDも開発しました。
ホームページから買えるようになっています。興味がありましたら、ご参考にどうぞ。

【歯の治療】歯科治療は手間がかかる

2007年09月26日

院長の坪田です。
歯科治療って、本当に手間がかかりますよね。
治療時間も長いし、何回も通院しなければなりませんからね。

でも、しょうがないんです。
きちんと治そうとすればするほど、時間がかかってしまうのです。

歯の治療って大工仕事みたいなところがありますが、なにしろ、口の中で大工仕事するのは、本当にたいへんなんです。
狭い口の中に、器具を入れて、痛みや不快感を与えないように、神経を集中してやっているのですから。

当たり前ですが、口の中は、唾液だらけです。
この唾液が、困ったものなんです。
例えば、冠や詰め物を接着させようとする時に、唾液(水分)が入ったらダメなんです。また、根管治療(神経の治療)をする時も、唾液(細菌)が入ったらダメなんです。根管治療では、唾液による汚染を防ぐことが、最も気をつけなければいけないことです。
下の奥歯なんか、唾液との戦いです。

それに、患者さんによっては、口が少ししか開かなかったり、舌が大きく邪魔になったり、水が咽頭の方に入りやすく、すぐにむせたり、いろいろ難しい方がいます。

想像してみてください。
こんな環境の中で、ミクロン単位の精度で治療をしなければならないのです。

でも、うちに来て頂いている患者さんは、ほとんどの方が、「早く治療終わらせて」とは言いません。
僕が一生懸命やっているのが、伝わっているのかな~。
ご理解、ご協力に、深く感謝いたします。

【日常の出来事】歯学部の大学の図書館

2007年09月20日

院長の坪田です。
僕は、大学の図書館によく行きます。
学生の時は、ほとんど行かなかったけど、いろいろと調べたいことがあり、行くことがよくあります。
いつも図書館に行くと、「何十年も昔の学会誌を、たくさん揃えてあってすごいな~」と思います。
日本のだけでなくアメリカの学会誌もたくさん揃えてあります。なかには、ドイツ語やフランス語の本まであり、一体誰が読むのだろうと、思ってしまいます。
しかしまあ、歯のことだけで、みんな真剣に研究して、たくさんの論文を書いて、どうだこうだとディスカッションをしているのですから、本当にマニアックですよね。
こんなことを言っている自分も、かなりマニアックかもしれませんが・・・
どんな小さなことでも、突詰めていくと奥が深いんですよね。
歯科(医科)の世界は、まだまだ、わからないことだらけです。
しかし、この世界って、神様が作ったかどうかは別として、本当によくできていて、驚いてしまいますよね。

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